日本人は自分を癒すことが苦手?

気持ちの中でストレスが溜まっていくと、「癒されたい」と思うものではないでしょうか。

なんでも物事がうまく行き、有り余る体力があり、スムーズな人生や生活を送って「ストレスなんて感じてない」「自分は鈍感なタイプだから」と思っていても、「あ〜癒される〜」といって喜ぶじゃないですか。

本質的に人間は心も体もゆとりと健康を必要としています。だから休むことも大切ですし、謂わゆる「癒し」に対する自然な欲求も生じます。

だけど、癒されるってどういうことでしょうか。

 

癒しの基本は「解毒」から

きっとそれには、自分の中に溜まる「毒」を解消することが必要です。

もちろん「毒」にもいろんな種類のものがありますが。

自分の体や心、思いの中に「毒」が溜まっていると、どんなに楽しいことをしていても心底ハッピーな気持ちにはなれない、と感じたことはないでしょうか。

ですから「癒される」とは、解毒から始まり、その上で「補充」がバランスよく組み合わされていなければなりません。

 

心と体の栄養補充

動物や自然を見て癒されるとか、美味しいものを食べて癒されるとか、いい香りで癒されるとか。アロマセラピーとかマッサージとか。

いろんな手法で「癒し効果」を生み出すことができますよね。

でももし体や心に毒が溜まったままなら、補充した栄養はあっという間に「毒」への対応に追われて消費されてしまいます。

癒しが本当に効果を発揮するには、自分の中の「毒」よりも多い量の「癒し効果」を得るか、あるいは高い解毒作用を兼ね備えた栄養補充が必要ということになります。

栄養補充が解毒作用も備えているなら一石二鳥というわけです。

 

治療と応急処置の違い

病原菌というマイナス増幅要素を収縮させてくれる解毒作用と、健康増進に役立つプラス要因を増強してくれる栄養促進作用。

この両方が備わると、「治療→治癒→癒し」となりますが、もし解毒が十分に行われていないと、どんな癒しコンテンツも「応急処置」でしか無くなってしまいます。

その時は心地よいと思っても、根本的な解決にはならないので、日常に戻るとすぐに「毒」が心と体を蝕んでいきます。

そうなると、癒し効果は長くは続かない。どんなにお金を掛けても、湯水のように浪費されていくだけ……。

苦労や苦痛を味わっていないような人が「あ〜癒される」と言っているのを見て、その人に腹がたつ、と感じるのであれば、それはすなわちあなたの中に「毒」が溜まっているからかもしれません。

人はもっと奥深いところで真の癒しを必要としています。おそらく本人すら気付いていない「毒」が心や体の深いところに根付いているかもしれないんです。

 

日本人は「癒し」下手?

「癒し」というのを英語で表現する時、様々な言い方があります。「relieved」「relaxed」「soothing」などなど。

むしろ、日本語の持つ「癒されるなぁ」という表現が、まだまだ新しいと言ったほうが良いかもしれません。

傷ついた身体が治るという意味で「癒される」というのが一般的だったと思うのですが、今では精神的、感情的、身体的と、いろいろな分野で「デトックス(解毒)」とともに「癒し」という言葉が使われるようになったのかな、と。

参考までに、「癒し」を意味する様々な英語表現について述べているブログ記事を見つけましたので、一度読んでみることをお勧めします。

参考:「癒し」の英語表現8選と例文10選【ニュアンスを覚えて使い分けよう!】|NexSeed Blog

 

解毒上手な友を得よう

「あの人といると癒される」と感じるなら、その人には優れた「解毒作用」と「補充能力」があるということかもしれません。

そう、癒し上手とは「解毒上手」であり、「補充上手」でもあります。

自分の中に「毒」がたまらないような秘訣にそれとなく気付かせてくれる人、自分の中の「毒」に対する良薬として新たな見方を示してくれる人。

しかも、慰められる考え方、頑張るための元気を与えてくれる言葉、次に繋がるための様々なアイディア、そして時には美味しいものや素敵なもので励ましてくれる人。

苦しみを乗り越えた人には、自分の中の「毒」を解消した経験があるので、癒し上手になれる可能性があります。

他の人からパワーをもらってきた人は、同じように他の人にもパワーを与える方法がわかるようになります。

一般的に、カウンセラーやセラピストと会話することで自分の中のモヤモヤが解消していくと言えるのは、そこに解毒作用が働くからですが、しかし、カウンセラーやセラピストが必ずしも「補充能力」に長けているとは限りません。

意外なほど、友人の存在というのが心の栄養補充に役立ったりするんですよね。

ちなみに身体の栄養補充は、かなりの部分、自分自身の習慣や経済力に依存するかもしれませんが。

 

でも結局、最高の癒し手は動物かもね。

 

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